モルガン・スタンレーでは、全ての社員が性別や性自認、性的指向によって差別されることなく、個々の能力を最大限発揮できる職場環境づくりに努めています。 また、社外のLGBT+コミュニティとも連携し、LGBT+への理解向上のための活動を積極的に行っています。
Pride & Alliesネットワーク
LGBT当事者もアライ(支援者)も参加できる有志社員のネットワークで、性的指向や性自認による差別や偏見のない職場環境を推進する活動をしています。
毎年6月のプライド月間には米国本社や他地域のネットワークと連携して、社内啓発のためのイベントを開催し、LGBT+に対する理解向上の機会にしています。
参考:社員ネットワーク
同性パートナーを持つ社員の福利厚生制度
モルガン・スタンレーでは、社員のさまざまなニーズに応えるため充実したポリシーおよび各種プログラムを提供しています。当社の福利厚生プログラムは、婚姻関係にある社員または同性パートナーシップを持つ社員に対して、可能な限り同等で公平な制度を設けています。
社員の性別移行に関する取り組み
社員が性別移行を希望する際の包括的なガイドラインを定め、職場における性別移行が問題なく進むようにトランスジェンダー社員をサポートしています。性別移行後も差別やハラスメントを恐れずに社員が自分らしくいられる環境作りを行います。
また、ジェンダーに関わらず使用できる「だれでもトイレ」やシャワールームを複数フロアに設置しています。
研修
LGBT+に関する理解を促進するため、各種研修や専門家・当事者を招いたセッションを開催しています。研修では、一般社員からシニアリーダーを対象に、アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)やアライに必要な知識やスキル等を扱います。
LGBT+コミュニティとの関わり
当社は東京レインボーウィークのプライドパレードへの協賛および参加、レインボー・リール東京国際レズビアン&ゲイ映画祭のスポンサーを長年務め、社会におけるLGBT+への啓発活動を行っています。
2018年8月には「LGBTとアライのための法律家ネットワーク(LLAN)」のメンバーになり、LGBT+に関する理解を広めて差別を解消するための法的支援を行うことで、平等でインクルーシブな社会の実現を目指しています。
また、2019年5月には在日米商工会議所(ACCJ)が日本政府に提出した、同性婚の権利を求める意見書への賛同を表明しました。
PRIDE指標による表彰
当社はLGBT+コミュニティを支援するこれまでの活動が認められ、職場におけるLGBTへの取り組みを評価する日本初のベンチマーク「PRIDE指標」において、同指標が策定された2016年以来、連続で「ゴールド」を受賞しています。