Profile

W. Cheng

ヴァイス プレジデント 
リスク管理

入社の動機

大学院卒業後、同業他社の新興国通貨建て仕組債の組成担当としてキャリアをスタートしました。その後クレジットリスク管理部門に異動し、キャリアを積みながら家庭と仕事の両立についても考え始めていたところ、モルガン・スタンレーの社員と出会い、クレジットリスク管理のプロとしてキャリアを積みながら両立ができるベストな環境がモルガン・スタンレーにあると知り、転職を決意しました。

入社してからのモルガン・スタンレーの印象・魅力

モルガン・スタンレーの魅力のひとつは、仕事と子育てを両立できる環境が整っていることだと思います。私自身出産を経験し様々なサポートを受けることができ、改めてチームのサポート体制のありがたさを実感しています。予定日が早まり急な出産となってしまったため、仕事の引き継ぎが思ったようにできず、産休・育休の間、同僚に迷惑をかけてしまうのではないかと心配していました。しかし実際には、上司や周りの先輩のバックアップがあり、育児休暇の間は安心して子育てに集中することができ、復帰後も以前と変わらず責任のある仕事を任されています。

仕事にやりがいを感じる瞬間

現在私はリスク管理本部に所属し、日本を含むアジアのリスク管理部門を横断的に管理していますが、入社後私が最初に担当したのは、主に日本国内にあるカウンターパーティリスク評価の仕事でした。リスク分析の手法や考え方は様々あり、人によっては異なる着眼点により違う判定を下す場合があります。チーム内で理解を得るためには、互いの立場の違いや考え方の背景を理解しつつ、分析によって自身の案をより説得力あるものにし、周囲の納得を得られるまで議論することが大切だと学びました。現在担当しているセントラルファンクション業務でも同じ事が言えます。国によってバックグラウンドも視点も違うため、まず全ての意見を受け止め理解に努めた上で折衝を行なっています。プロジェクトを成功させることは簡単ではありませんが、長い議論を経て、最終的に自分の提案が認められた時には、非常に達成感を感じます。 

モルガン・スタンレーでの一日

管理部門というと、ルーティーンの仕事が多く一人で淡々と行う作業というイメージがあるかもしれませんが、実際には、社内外の様々なステークホルダーと連携する仕事が多くあります。毎朝その日に行う仕事について関係者と優先順位をつけて仕事を進めていくシーンが多く、高いコミュニケーションスキルが求められます。例えば、新規のお客様と取引を開始するケースでは、お客様を担当する営業部門、契約書作成を担当する部門、取引開始に必要なインフラのセットアップをする部門等と連携しながら仕事を進めていました。現在は海外と仕事をする機会が増えたため、関わっている部署やプロジェクト数も以前より多くなり、それぞれの進捗状況を確認しながら、適切なタイミングで調整を行っています。

プライベートタイムの過ごし方

プライベートタイムは仕事とのメリハリをつけるようにしています。以前はビーチや温泉、テーマパークへ行ったり、ワイナリーを巡るなどしていました。出産後は子どもとの時間を大切にし、子どもをつれて近所のカフェでお茶をしたり、散歩したりしています。家にこもって、好きなポテトチップスを食べながら平日に録画したドラマを見ることもあります。

学生へのメッセージ

就職活動は大変な時期で、人生の大きなターニングポイントです。どのような人生を送りたいか、どういう人になりたいかをしっかり考えて会社を選んでください。様々な業界の方の話を聞けるのは今しかないと思います。
Be open minded, and enjoy your job hunting!

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