現在に至るまでのキャリアパス
米国留学でMBAを取得後、2007年8月にモルガン・スタンレーに入社しました。前職はコンサルティング業界だったため、金融は右も左も分かりませんでしたが、入社早々から大きな仕事を与えられ、機関投資家担当の株式セールスとして大手外資系投資信託会社を担当することになりました。転職で業界が変わったことで仕事内容もコンサルタントとセールスでは大きく異なり、最初は戸惑うこともありましたが、その後経験と共に結果もついてくるようになり、投資信託や政府系ファンドを担当する一方公募増資やIPOなどの案件をまとめるチーム・リーダーも任され、2015年11月からは株式営業部長を務めています。
入社してからのモルガン・スタンレーの印象・魅力
社員一人ひとりの意識が高く、プロフェッショナルとしてお互いを尊重し、チームワークを重視するカルチャーが根付いているところが入社してからのモルガン・スタンレーの印象で、今も変わらず強くその様に思います。結果が重視される外資系金融業界ではありますが、モルガン・スタンレーではそれに加えて結果を出すためのプロセスも重視されており、他のチームメンバーと情報を共有し協議した上でそれぞれが役割に応じてリーダーシップを発揮することが期待されています。このように優秀な仲間と協力しながらお客様である機関投資家の投資プロセスに付加価値をご提供しようとする社風は、モルガン・スタンレーの魅力の一つだと思います。
モルガン・スタンレーに入社して一番印象に残っている仕事・案件・出来事
2007年に入社してから、米サブプライム・ローン問題を発端に、2008年のリーマンショックに連鎖した世界金融危機などを経験し、激動の中でチーム一丸となって数多くの困難を乗り越えてきたので、仕事や案件に関して印象に残っているものは多々あります。仕事や案件以外では、入社当初から株式統括本部長が自分を含め多くの新入社員や若手社員を常に見てくれていて、声をかけ気に掛かけてくれていたことが今でも深く印象に残っています。まだ入社間もない私を気に掛けてもらうことには大変恐縮していましたが、今思えばこれがモルガン・スタンレーの若手育成のカルチャーでもあり、このような社風があるからこそ外資系金融の中でも社員の平均在籍年数が長く、強いチームを維持できているのだと思います。
仕事にやりがいを感じる瞬間
お客様である機関投資家の投資プロセスに貢献し、その積み重ねを経てお客様から信頼して頂けていることが実感できる時が一番やりがいを感じる瞬間です。数多くの国内系および外資系証券会社の機関投資家セールスがいる中で、お客様に選んで頂くためには、投資家の投資プロセスに対してこちらが付加価値を提供できることが大前提であり、信頼を勝ち得るためには、長い時間をかけてこの付加価値の提供を積み重ねていくことが大切になります。このような日々の営業活動を通して、お客様と深い信頼関係を築いていき、お客様に頼りにして頂き、自身も投資プロセスの一部となって投資家の株式ポートフォリオのパフォーマンスに貢献できた時は、格別なものがあります。
ボランティアワーク
モルガン・スタンレーでは、グローバルで「Giving Back」という考えをコア・バリュー(企業理念)の一つとしていて、社員にボランティア活動の機会を数多く提供しています。私は、東日本大震災後に石巻市と南三陸町へ行き、昨年は郡山市の児童施設を訪れる機会がありました。訪れた先々の皆様の笑顔にこちらも勇気づけられましたし、他部署の社員と交流する良い機会にもなりました。
学生へのメッセージ
私もこの業界に入るまでは、なかなか具体的な仕事のイメージを持てなかったことを記憶しています。皆様には少しでもイメージが持てるように、是非説明会を通してできるだけ多くのモルガン・スタンレーの社員と接して、モルガン・スタンレーのカルチャーを肌で感じてみて頂ければと思います。皆様のご応募をお待ちしております。