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女性リーダーが語る、自身のキャリア形成とその転機

モルガン・スタンレーのマネージングディレクターである橋本幸子(債券統括本部長)と池垣真里(人事部長)が、自身の就職活動や現在に至るまでのキャリアについて語りました。

――まず、入社前の話を聞かせてください。お二人はどのような学生生活を送っていましたか?また、なぜ就職先に金融業界を選んだのでしょうか?

 

橋本:私は帰国子女で、3年以上同じ場所に住んだことがないほど引っ越しの多い幼少期でした。そうした生活の中で、物おじしない性格や、柔軟性、適応力が鍛えられていったように思います。

大学では政治を専攻していて、元々はマスコミ業界で特派員になりたいと考えていました。しかし、就職活動中に金融系企業の面接を受けるうちにそのおもしろさに気づき、方向転換をして今に至ります。

1992年に同業他社でキャリアをスタートして、モルガン・スタンレーには2008年に入社しました。

池垣:私は日本で生まれ育ち、いわゆる帰国子女とは対照的なバックグラウンドです。仕事をしている母を見て育ったため、将来は自分も仕事を続けていくと思っていましたが、特定の業界にこだわりがあるわけではありませんでした。

就職活動もそれほど熱心ではなく、大学卒業後は日本での就職よりも海外留学を検討していたくらいです。大学の専攻は英文学で、まさか金融業界に身を置くとは想像もしていませんでしたが、就職活動でモルガン・スタンレーに出会い、これも縁だと思い新卒で入社することにしました。

 

――モルガン・スタンレーで働く上で大切にしていること、また、キャリアの転機になったことを教えてください。

 

橋本:私にとっての大きな転機は、入社5年目のロンドン赴任です。自ら作ったビジネスプランを実現するために希望した異動でしたが、実際は一からのスタート。それまで積み上げてきたものを全て失う覚悟が必要でしたが、ロンドンで過ごした数年は日本の銀行危機やロシア危機と時期が重なり、結果として多くの経験と機会を得ることができました。

チャンスはそう何度も来るものではありませんが、皆に平等に与えられます。ビジョンを掲げてそれに向かっていく姿勢を持ち続けること、チャンスが目の前に来たときにしっかりつかむことが大切だと身に沁みました。

池垣:私は夫の海外赴任に同行するため、入社後2年で一度会社を辞めています。帰国時には5年間のブランクがありましたが、新卒で入ったモルガン・スタンレーの債券部に復職することができました。これが最初の転機です。

以前と同じ環境に戻れたことをありがたく思う一方、周囲に比べて自分が遅れていることも痛感し、努力しようと改めて誓ったことを覚えています。

次の転機は、30代半ばで経験した人事部への異動です。人事の仕事は未経験でしたが、上司の上司に掛け合って実現しました。

来たチャンスは絶対につかむこと、自信がなくても挑戦することが大切だと思います。そのうえで、相手に信頼される仕事を積み重ねていくことを、ずっと大事にしています。

 

――女性であることは、キャリア形成においてどのように影響しましたか?

 

池垣:女性であることで、困ったことは特にありません。逆に、債券部に在籍していたときは女性がまだ珍しくもあったので、クライアントに覚えてもらいやすいという利点がありました。努力をすれば性別は関係なく評価される業界、会社だと思います。

橋本:私もそう思います。ただ女性は出産・育児や介護などを理由に、仕事を最優先にできない期間があるのも事実です。

大切なのは、それでも仕事を続けること。仕事を優先できない時期はある、それでよいと割り切って考えましょう。周囲と相談しながら無理せずに、長く続けることが大切です。

池垣: 経済力を維持することは大事ですよね。経済的に自立していると自由になれますので。社会全体で働く女性を応援しようという流れも加速し、行政のサポートや各社の福利厚生も整ってきました。こうした制度も上手に活用しながら、長く働く工夫を是非してほしいです。

 

――部下のキャリアディベロップメントに関し、心がけていること、実践していることを教えてください。

 

池垣: 私は常々、部下の成長を止めない環境を作りたいと思っています。チャレンジを恐れずに得意なことを伸ばす、失敗してもくよくよせずに前へ進むことができる環境です。

私は以前、「人と同じでなくていい」と言われてとてもうれしかったことを覚えています。女性に限った話ではありませんが、一人ひとりが自分らしくいられることが仕事の成果につながると信じていますので、そのための環境づくりを進めています。

当社にはライフステージに合わせたサポート体制がありますし、社員がキャリアやプライベートの悩みや情報を共有できる社員ネットワークも心強い存在です。

橋本:目標達成後に同じことをし続けるのはつまらなく感じてしまうものなので、私は部下が常に次の目標を見据えることができるよう促しています。

また、結婚や出産・育児、介護など、仕事以外に優先すべきことはどうしても出てくるので、海外で経験を積みたい人には早めにその実現ができるようにするなど、個々の状況に応じてアドバイスやサポートをするように心がけています。

 

――どのようにオンとオフの切り替えをしていますか?

 

橋本:体調管理も仕事の一部と考え、趣味のテニスなどを楽しんで体を動かすように意識しています。オフの時は全く仕事のことは考えません。家族や愛犬との時間を大切にして、リフレッシュすることを心がけています。

仕事をしていると、時に大きな集中力と体力が求められることもあります。部下に対しても、時間にメリハリをつけるよう絶えず話しています。

池垣: オンとオフの切り替えは、訓練できるものです。仕事においては、早めに結論を導きアクションを起こし、集中力を高めて結果を出すことにフォーカスします。仕事を離れたら、仕事のことをずるずる考えず、くよくよしない。気持ちの切り替えが大切です。

趣味や旅行、運動など何でもよいですが、自分に合う方法を見つけましょう。私も仕事から離れているときには仕事のことは考えないようにしています。

 

――モルガン・スタンレーは、どのような会社でしょうか?入社を検討する方たちに向けてメッセージをお願いします。

 

橋本:海外オフィスとの連携が取りやすく、グローバルな働き方や活躍ができる会社です。自分のビジョンや目標を持つ人には非常に向いている環境ではないでしょうか。

チャンスをつかむためには、なぜ働くのかを自分で考え、真剣に取り組む姿勢が大切です。若い社員に対しても一人の大人としての成長を見守る文化があるため、個人の意欲や意志によっていくらでもキャリアを花開かせることができると思います。

池垣: 当社には、チームで切磋琢磨しながら、質の高い仕事をして結果にコミットする環境があります。それを楽しむことができれば、年齢を重ねて立場が変わっても学び続けて成長し、キャリアを築いていける会社です。

変化を恐れない人、失敗を認めて成長できる人、謙虚に学びたいという意欲を持ち続けられる人に向いています。興味のある方は是非、モルガン・スタンレーの扉をたたいてみてください。

 

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