様々なチャンスに溢れるグローバル金融サービス業界

投資銀行業務をはじめ、債券、株式業務など、モルガン・スタンレーの事業分野は多岐にわたります。
そして、これらの業務に安定した基盤を提供しているのが、証券管理やITなどのビジネス・サポート・チームです。
モルガン・スタンレーでは、強いチームワークのもと、社員一人ひとりが常に顧客のニーズを考え、付加価値の高いサービスの提供に努めています。
また、各専門分野におけるプロフェッショナルの育成を目的に、新入社員を含めたすべての社員を対象とした多様な能力向上の機会を提供しています。

投資銀行

投資銀行業務において世界の金融市場を牽引するモルガン・スタンレーは、企業の合併・買収(M&A)や、不動産金融にかかわるアドバイザリー業務、証券化業務などを中心に、幅広い企業金融サービスを提供しています。以下のグループが緊密な連携の下、顧客の多様なニーズにお応えしています。

カバレージ

モルガン・スタンレーは、多くの日本企業を含む世界中の大手企業と緊密な関係を築いています。顧客とのリレーションシップの構築および維持・発展、ファイナンシャル・アドバイスの提供の他、社内の専門部署と連携し、顧客取引を行っています。金融機関、テクノロジー・通信/メディア、ファイナンシャル・スポンサー及びその他産業全般(自動車、化学、ヘルスケア、リテール、エネルギー、運輸、金属等)の各産業別に特化されたノウハウを持つ産業別スペシャリストが、社内各部署・グループのプロダクト・スペシャリストと協力しながら、顧客ニーズに合致した質の高い金融ソリューションの提供に努めています。

M&Aアドバイザリー

M&Aアドバイザリーでは、国内およびクロス・ボーダー案件における高い実績とノウハウを有しており、企業取引に関するアドバイザリー業務を幅広く手掛けています。具体的な業務は、企業の買収・合併、事業売却、合弁、事業のリストラクチャリング、スピンオフ、株式交換、レバレッジド・バイアウト(LBO)、企業防衛など、多岐にわたります。また、企業経営にかかわる戦略的アドバイスやソリューションを提供することで、顧客の短期ならびに長期的な目標の達成を支援しています。

不動産投資銀行

不動産投資銀行は、幅広い不動産金融サービス業務をグローバルに展開しており、日本においては、主にアドバイザリー業務を手掛けています。これは、合併・買収、リストラクチャリングにかかわるアドバイス、債券(社債および証券化商品)・株式(不動産開発業者等のIPO、JREIT を含む)の引受、商業用不動産ポートフォリオおよび資産の売却などが挙げられます。 活動をサポートしています。

投資銀行アナリスト・プログラム

新卒入社社員の第一歩はアナリスト・プログラムです。アナリスト・プログラムは、日常業務を通じて財務分析の知識を身に付け、さまざまな業種、ビジネスの分析手法や、幅広い金融商品等について直接学ぶ格好の機会を提供します。アナリストは同時に複数の案件に携わりながら財務情報の収集・分析を行い、案件執行を担当します。アナリスト・プログラム終了後も、ACP(Accelerated Career Path) プログラムを通じて、多くのアナリスト出身のプロフェッショナルが次のステップであるアソシエイトに昇格し、社内で活躍しています。また、ビジネス・スクールへの留学を経て再びモルガン・スタンレーに戻り、アソシエイトとしてさらにキャリアを積んでいく人もいます。このように、長期的なキャリア・パスをベースとした人材育成プログラムの提供に努めています。

資本市場

資本市場業務は、株式・債券の傑出した引受能力を活かし、顧客と国際資本市場をつなぐ重要なパイプ役を担っています。私達はグローバル・ネットワークを最大限に活用しながら独自の分析力と判断力を駆使し、顧客の多様な資本・資金調達戦略をサポートしています。投資銀行業務と株式・債券のセールス&トレーディング業務の間に位置する資本市場業務では、入社直後から即戦力として専門性が高く責任のある仕事に就くことが出来ます。

株式資本市場業務/債券資本市場業務

株式資本市場業務においては、新規株式公開から公募増資、転換社債の発行等、数多くの株式・株式関連案件、債券資本市場業務においては、社債、ミディアム・ターム・ノート、コマーシャル・ペーパーや仕組み債等、多岐にわたる債券・債券関連案件の取り扱いに携わっています。顧客のニーズやマーケットの状況を十二分に理解し、私達は顧客に最適なファイナンシング・ソリューションを提供することを心掛けています。モルガン・スタンレーの資本市場業務は、日本において数ある外資系証券会社の中で長年トップクラスの引受実績を有し、主導的地位を確立しています。

資本市場業務のアナリスト・プログラム

私たちは、グローバルに活躍する資本市場業務のスペシャリストの育成に力を注いでいます。新卒者として入社すると、まずアナリスト・プログラムからスタートします。資本市場業務のアナリスト・プログラムは、日常業務を通じて財務分析の知識を身に付け、ビジネスの分析手法や幅広い金融商品等について直接学ぶ機会を提供します。このプログラムでは、入社直後からプロフェッショナルとして、「顧客である発行体(投資銀行業務)」と「マーケット(株式・債券業務)」の間でスピーディーな分析や相互調整を求められます。コミュニケーション能力のみならず、定性的及び定量的分析能力が必要とされます。アナリスト・プログラム終了後は、多くのアナリストが ACP (Accelerated Career Path) プログラムを通じて次のステップであるアソシエイトに昇格し、社内で活躍しています。また、ビジネス・スクール等への留学を経て再びモルガン・スタンレーに戻り、アソシエイトとしてさらにキャリアを積んでいく人もいます。

債券:セールス&トレーディング

モルガン・スタンレーの債券業務は以下の主要なチームに分かれており、トレーディング、セールス、商品開発、引受、調査など、各分野に精通したプロフェッショナルが、高度な金融ノウハウを駆使して、お客様のポートフォリオ戦略の立案・実施を支援しています。

外国債券為替

外国債券: 米国、欧州の国債を中心に、外貨建ての政府保証債、社債、スワップ・オプションに特化した専門的なサービスを提供しています。ニューヨーク、ロンドンでのマーケットメイクおよび取引高において上位にランクしており、東京においてもストラテジー・チームとの協力の下、トレード・アイデアから顧客のポートフォリオ構築まで包括的で質の高いサービスを提供しています。また、ニューヨーク、ロンドンの日本人セールスとの緊密な連携により、24時間体制でグローバル取引を行っています。

為替: 24時間体制でのグローバル・ネットワークを生かし、G20並びにエマージング通貨の流動性と取引戦略、また世界各国の調査・分析を含む多様なサービスを、世界中の幅広い顧客層に提供しています。エキゾチックを含めたオプションやその組成、スポット、先物取引のマーケットメイクで業界をリードしており、また資金調達、M&A、債券・株式のクロス・ボーダー案件に欠かせない外国為替取引を通じ、世界の金融市場の流動性向上に寄与しています。

金利商品

円貨債券市場: 日本国債(JGB)の取引高において、マーケットをリードしています。東京のほか、ロンドン、ニューヨークのセールス・チームがグローバルに顧客カバレッジを行い、また、債券リサーチ・チームとJGBトレーディング・チームが緊密に連携して、個別の顧客ニーズに合致したソリューションを提供しています。

円貨債券営業: 内外の機関投資家など幅広い投資家層に、クレジット商品、金利商品などの多岐にわたるプロダクトを提供するとともに、投資運用のアドバイスを行っています。顧客ニーズの把握を重要視し、さまざまなニーズに迅速かつ的確に対応できる体制を整えています。また、顧客に対する窓口であると同時に、常にプロダクト・サイドと連携し、新商品の開発などにも深く関わっています。

金融派生商品

民間企業、政府機関、機関投資家など幅広い顧客層に対し、スワップ、オプションその他のデリバティブ商品の開発や提供を、営業・トレーディングをはじめとする各チームとともに行っています。世界中の市場における豊富なノウハウを活かし、顧客ニーズに合致した様々なアセット・クラスにリンクする革新的な商品を開発しています。さらに、投資家向けに仕組債の開発および販売、デリバティブ商品を利用したアセット・ライアビリティ・マネジメントの提供なども行っています。

クレジット・プロダクト

企業、金融機関など幅広い発行体の発行する債券、転換社債や、ローン債権、証券化商品、関連デリバティブ等の多様な商品の分析・取引を、顧客の日々の流動性ニーズ、戦略的なニーズ、リスク・マネジメント・ニーズに合わせて行っています。

入社後は、上記チームをローテーションすることによって幅広い業務知識および経験を身につけていただきます。ローテーション終了後、本人の希望と適性に応じて配属先を決定し、独立したプロフェッショナルとしてのキャリアをスタートすることになります。

株式:セールス&トレーディング

モルガン・スタンレーは、株式および株式関連商品の取引代行から複雑なデリバティブ商品の構築や高度なプログラム取引まで、広範囲におよぶ株式業務をグローバルに展開しています。日本においても、長年にわたり、外資系証券会社のリーダー的存在として業界を牽引してきました。

私たちの付加価値の高いサービスを支えているのが、強固な資本力とグローバル・ネットワーク、そして高度なトレーディング・ノウハウです。さらに、世界の金融市場および日本でのビジネスに精通したセールス・チームが、常に顧客のニーズに柔軟に対応できる体制を整えています。また、市場をリードするマーケット・メーカーとして、新発株式の円滑な消化と市場の流動性の向上にも寄与しています。

刻々と変化を遂げる金融市場において、顧客のニーズを迅速に捉え、付加価値の高いサービスを提供するためには、斬新な発想や投資アイディアが欠かせません。モルガン・スタンレーは、金融サービス業界のパイオニアとして、エクイティ・ファイナンシング、ポートフォリオ戦略に関するアドバイス、リスク管理、インベスター・リレーションズ(IR)サービスなど、顧客の効率的な資産運用をサポートする包括的な金融ソリューションの提供に努めています。

セールス&トレーディング

1986年に外資系証券会社初の東京証券取引所正会員権を取得して以来、日本市場に対する確固たるコミットメントを持って、積極的に株式業務を展開しています。東証株式取扱高では、近年、常に上位にランクされており、店頭市場においても活発な取引を行っています。国内外の株式や転換社債の他にも、上場投資信託(ETF)、上場・店頭指数オプション、株券オプション、金融先物を含む、各種デリバティブ商品やストラクチャード商品、オルタナティブ投資商品を取り扱っています。

エクイティ・ファイナンシング

非保有株式の売却やヘッジを目的とした株式の借入れを希望される顧客を対象に、株式の貸借業務を行っています。また、海外では代替投資を行う運用機関やヘッジファンドなどを対象に、受渡決済や保管業務から有価証券および資金の融資までの業務をパッケージ化して提供するプライム・ブローカレッジ・サービスを行っています。

インベスター・リレーションズ

企業が株式価値の最大化を図る上で重要な戦略のひとつである、インベスター・リレーションズ(IR)活動。投資家ニーズを熟知した専門チームが、国内外で数多くのIRイベントを手掛けてきた実績とグローバル・ネットワークを駆使して、日本の上場企業の顧客のIR 活動をサポートしています。

バンク・リソース・マネジメント

バンク・リソース・マネジメント(BRM)では空売りやレバレッジ・サービスを必要とする顧客への貸株やレポ等のファイナンシングの提供、またモルガン・スタンレーが保有する資産を活用した資金調達を一元的かつ戦略的に実施することにより、会社全体における利益の最大化に貢献しています。また、有価証券貸借取引、有担保資金調達、店頭デリバティブ取引におけるカウンターパーティー・エクスポージャーのリスクヘッジ、グローバルレベルでの担保管理等の幅広い業務を行い、これに付随する契約書関連業務にも従事しています。このBRMの体制において会社組織全体との連携を図ることにより、弊社及び弊社の顧客に最も効率的なサービスの提供に努めています。

リサーチ

モルガン・スタンレーのリサーチ業務は、広範なネットワークを活かした情報収集力と分析力の高さにより、内外の調査機関や法人、機関投資家の顧客から高い評価を受けています。

モルガン・スタンレーでは、約900名からなるリサーチ・チームが全世界で2,500社以上の企業をカバーしており、グローバルな視点と深い洞察力に基づいた信頼性の高いリサーチを提供しています。また、エコノミスト、ストラテジストも世界各地に配置され、グローバルかつ対極的な視点に基づくマクロ・リサーチおよび分析情報を発信しています。日本でも約90名のエコノミスト、ストラテジストおよび産業アナリストを擁し、日本経済、株式市場および個別産業や企業に関するリサーチを担当し、顧客のニーズを重視して経済や市場動向、そして投資機会に役立つ情報の提供に努めています。

東京のリサーチ業務は、現在大きく6つの産業グループ(テクノロジー、資本財、素材、金融インフラ、消費財、インフラ)、およびマクロ・リサーチで構成されています。

テクノロジー・メディア・テレコム(TMT)
民生用エレクトロニクス、半導体製造装置、メディア、電気通信、情報技術、ITサービス等

資本財
自動車、自動車部品、機械等

素材
化学、石油、ガラス、鉄鋼・非鉄、公共事業、総合商社、運輸等

金融
銀行、保険、その他金融等

消費財
医薬品・ヘルスケア、食品、小売等

不動産・建設
不動産、建設、住宅、J-REIT等

マクロ・リサーチ
エコノミクス、投資ストラテジーなど

産業アナリストはこれらの業種のエキスパートとして250社以上の企業調査を行い、日々の調査活動や顧客に配信する分析レポートを通じて、当社の顧客である投資家に投資分析および市場動向に関する専門的な見解を市場に提供しています。特に、産業間の境界がなくなりつつある現在では、アナリスト同士が強い連携のもと、互いの調査活動を共有し、多角的な視点に基づく調査、予測の提供も頻繁に行っています。

マクロ・リサーチを行うエコノミストやストラテジストは、景気動向や政策、心理動向などを踏まえ、より大局的な視点に立った調査を行っています。チームワークをモットーとするモルガン・スタンレーでは、よりミクロな観点から調査を行っているリサーチ・アナリストとの連携により、説得力および精度の高い予測を提供するカルチャーが根付いています。

入社後は、アナリストの卵であるリサーチ・アソシエイトとしてスタートを切ります。アソシエイトである期間は、アナリスト、エコノミスト、ストラテジストのサポートを通じ、広範な業界知識や経験、そしてプロフェッショナルとしてのスキルを学んでいただきます。そして、一定期間のトレーニングの後はアナリストとして特定の産業を担当し、そのエキスパートとして自らの意見を市場を通じて世に問いていくというポジションで活躍していただくことになります。

ファイナンス

モルガン・スタンレーのファイナンスの主要な役割は、ファイナンシャル・レポーティングとISGファイナンスです。

ファイナンシャル・レポーティング

モルガン・スタンレーの資産・負債を管理し、内外に当社の財務情報の報告を行います。また、他部署と連携の上、リアルタイムの財務分析を行い、ビジネス上の判断・決定に役立つ情報を経理的な立場から提供しています。これらの業務を確実に遂行するにあたっては、「ガーディアンシップ」と「サービス」が重要視されます。「ガーディアンシップ」とは、モルガン・スタンレーの財務情報の正確性および信頼性を内外に対し保証し、当社の免許等の権益を守るとともに信頼を保持するという役割です。「サービス」とは、ビジネス部門に対し、資本利益率向上に必要な正確かつタイムリーな分析および報告を行うことです。

ISGファイナンス

ビジネス部門が執り行う取引における収益・リスク管理を一貫して行い、各部署に対し付加価値の高いサポートを提供するとともに、ビジネスの健全性の確保とリスク・コントロールを行います。収益・リスク管理では、日々のポジション管理、ポジションの時価評価チェック、損益報告、利益率分析、限度枠の適用・管理、そしてビジネス部門の損益・バランスシートの会計管理などを行っています。また、商品・会計知識を駆使し、独立した立場で効率的な情報伝達および報告を行うことにより、ビジネス・パートナーとしての責務を果たしています。

証券管理

グローバルに展開するモルガン・スタンレーのビジネスを、取引の処理・管理という点から支えるのが証券管理業務です。日々執行される大量の株式・債券・デリバティブ等の取引を、迅速にかつ正確に確認・照合し、資金・証券の決済を滞りなく行い、それらを正確に財務諸表に反映させるまで責任をもって処理をすることが主な仕事です。

増加する取引量や複雑化する金融商品をより効率的に処理し、お客様に付加価値の高いサービスを提供することを責務としています。経営の健全性を確保するため、取引を成立するビジネス部門からは独立した立場にはありますが、互いにパートナーとして連携し、業務を展開しています。

取引管理

モルガン・スタンレーが取り扱う商品は、通常の株式や債券に加え、デリバティブ取引を含めた複雑な金融商品まで、多岐にわたります。取引が成立した直後に、その約定内容の確認を取引相手の顧客と行います。商品や取引の特性に適した形で約定の確認や照合を済ませた後、指定された決済日に資金や証券の受け渡しを行います。証券管理業務は、取引の約定から受け渡しに至るまで一連の管理を行い、効率良く取引の処理を行う責任を担っています。

顧客の口座管理

取引の処理に加えて、顧客の口座を開設し必要な書類の整備や顧客の資産を安全に保管、また、それに係る利金、配当金、償還金の処理や企業合併、株式分割、期限前償還といったコーポレート・アクションに関する管理も大事な業務です。

これら以外にも、証券管理業務全体に関するリスク・コントロールや法定の帳簿類を管理するグループもあります。

グローバル・チームの一員として、強いプロフェッショナル意識とチームワークを基に高いコミュニケーション能力を発揮して、付加価値の高いサービス・サポートが提供できる人材を求めています。

情報技術

世界有数のグローバル総合金融サービス企業であるモルガン・スタンレーは、最新テクノロジーを駆使した最先端のシステムを通じて重要な情報を発信し、あらゆるビジネス・シーンにおいて生産性および競争力のさらなる拡大を試みています。 世界の金融市場間のつながりが密接になる中、情報が世界を駆け巡り、ビジネスにおける即時の決断が求められています。モルガン・スタンレーの情報技術は、ある意味でビジネスの在り方そのものを形作る役割を果たしていると言えるでしょう。

当社の顧客も同様に、テクノロジーの活用により、金融市場における微妙な変化や金融格差、あるいは複雑な構造を持つ金融商品などに新たなるチャンスを見出すことができるのです。モルガン・スタンレーは最新情報技術の専門知識を用いることで、eコマース、オブジェクト指向のソフトウェア開発、最新鋭のグローバル・トレーディング・システム、国内外の証券取引処理、リスク管理システム、デリバティブ取引をサポートするモデル構築などの様々な分野で業界のリーダーとしての地位を確保しています。

Application Development & Support (アプリケーション開発とサポート)

株式、債券、デリバティブ等、金融商品の売買~取引決済といった証券取引業務、顧客や金融当局向けの様々な報告書、財務・経理処理など幅広い業務分野で多くのシステムが利用されています。競争優位の観点から、当グループにより様々なアプリケーション・システムが開発されています。 また安定した信頼性の高いサービスを提供し続けるために、システム運用にも責任を持っています。開発の現場ではビジネス要件に応じて、Java, C#, C++, Perlなど様々な言語や最新の設計概念が採用されています。

Data Management (データ管理)

顧客情報データベース、証券取引所・株価情報配信会社等からの市場情報および証券銘柄情報データベースは、証券会社が業務を行う上で必要不可欠なデータであり様々なビジネス・エリアやシステムで利用されています。当グループでは、これら重要なレファレンス・データの統括管理および社内の各エリアやシステムへの安定的な提供を担っています。 日本・アジアでの新規グローバルビジネスの開拓、法規制の変更等に伴うシステムやデータモデルへの影響・業務分析、変更を正しく導入するためのプロジェクト管理も大きな役割の一つです。データ管理業務の一環として、顧客の本人確認を行う業務や顧客やベンダー契約書の管理等が含まれており、様々なビジネス・エリアと連携しながらこの業務を行います。

Infrastructure Development & Support (基盤構築とサポート)

様々なビジネスを支えるアプリケーション・システムを稼動させるためのサーバー・クライアントの導入、データベース等のミドルウェア管理、ネットワーク設定等の幅広いサービスが当グループにより提供されています。その中には、社内の電子メール環境、Webサービス・eビジネス基盤の構築・保守運用といった全社にわたる情報処理基盤サービス、ヘルプデスク機能も含まれます。 最新のアーキテクチャーを駆使したグローバルネットワークの設計など、様々な分野で優れた最先端のサービスが提供されています。

東京のオフィスで必要となるテクノロジー・インフラの構築とサポートを行います。これには、ウェブ・インフラストラクチャー、eビジネス、ネットワークおよびワークステーションに至るまで、様々なシステムのインフラ関連のサービスが含まれ、プラットフォームとしては、Solaris, LINUX, Windows などを活用しています。

Technology Risk (ITリスク管理)

ビジネスの情報技術への依存は近年、益々高まっています。情報セキュリティ、システム障害、法令順守など様々な要因について会社として適切な対策を取る必要があります。当グループでは様々なITリスク要因についての分析、導入、状況監視といったプロセスを通して、ITリスクの軽減および適切なコントロールを行います。

マーチャント・バンキング

モルガン・スタンレーでは、世界最大級の不動産プライベート・エクイティ・ファンドである「モルガン・スタンレー不動産ファンド(以下「MSREF」)」をはじめ、企業投資を目的とするプライベート・エクイティを含む数多くのファンドの運用を行っており、日本市場においても積極的かつ継続的に事業を展開しています。これらのプリンシパル・インベストメント事業を担う業務はマーチャント・バンキングと呼ばれています。

具体的には、上記ファンド等へのアドバイザリー業務を行っています。また、ファンドが取得した資産に関するアセット・マネジメント活動(リーシングおよび売却に関する助言、コスト・マネジメント、ビジネス・プランの立案・実行、各種レポーティング、ベンダーなど取引先の選定・監督等を含む)も行っており、一連の関連業務全てに戦略的に携わっています。

不動産投資(不動産ファンドの運用)

1991年に第1次募集が行われ、現在は第7次募集分が稼働中である「モルガン・スタンレー不動産ファンド(MSREF)」等を運用しています。 MSREF等では、都心の大型の優良オフィスビルなど商業不動産、商業施設、マンションやその他物件を取得しています。また、M&A取引を通じて、ホテル、マンション・ディベロッパー、レジャー施設などの不動産関連事業会社への投資も積極的に展開しており、いわゆる「ワンストップ・ショップ」型(全てのサービスが提供できる)として、物件タイプや地域的な多様性の観点からも、極めて幅広い不動産関連資産への投資活動を行っています。

上記MSREFを含むモルガン・スタンレーが運営する不動産ファンドを通じて、1998年以来、日本において4,000件、総額2.5兆円を超える不動産関連資産への投資を行いました(2010年3月末現在)。また、投資・運用の過程において、これまで法人を含む数多くのお客様との間で不動産に関する戦略的パートナーシップを確立してきました。

プライベート・エクイティ投資

「モルガン・スタンレー・プライベート・エクイティ」は、アジアに特化したプライベート・エクイティ・ファンド(以下「MSPEA」)で、1993年から募集を開始し、現在第3次募集分を運用しています。MSPEAは、小規模のマイノリティ投資、共同投資から大型MBO案件まで多種多様な案件を検討・実行することが可能なファンドであり、未上場企業から上場企業までを投資対象とする多様なスタイルおよびステージでの投資を行います。なお、投資対象となる会社の既存経営陣がモルガン・スタンレーの資本参加に賛同することを投資実行の前提条件としており、いわゆる敵対的買収は行わない方針をとっています。

MSPEAは中国本土・韓国で拠点を確立し、長年にわたって活動した後に2006年から日本における事業を立ち上げました。これまでの投資実績として、ポートフォリオ全体で極めて良好なパフォーマンスを実現しています。

アナリスト・プログラム

入社すると、まずアナリスト・プログラムに入ります。不動産ファンドの運用・アドバイザリー業務を中心として、実際の投資案件のプロセスの中で、市場分析、資産価値評価・コーポレート評価、デット資金(ノンリコース・ローンや証券化ローン)の調達、税務・取引ストラクチャーの組成、各種デュー・デリジェンスの実行(税務・法務デュー・デリジェンス、エンジニアリング・リサーチ、環境調査、耐震調査)等について、実行チームの重要メンバーとして幅広く、また奥深い知識を吸収します。同時に、アナリストは実際の案件に携わりながら、各種財務情報の収集・分析を行い、グローバル金融サービスのプロフェッショナルとしてのキャリアを築いていくことにもなります。アナリスト・プログラム終了後は、ACP(Accelerated Career Path)プログラムを通じて、各アナリストは次のステップであるアソシエイトに昇格し、活躍の場を広げていくことが期待されます。

リスク管理

リスク管理本部は社内で独立した立場から、リスク管理のガバナンスのフレームワークを設置、限度枠の設定、リスクのモニタリングと経営陣および規制当局への報告などを行う部署です。金融危機以後、規制強化の動きに伴いより一層の強化が求められている業務分野であり、特に直近のバーゼル規制ではリスクの計量化が直接資本計算と関係する度合いが強くなり、リスク管理と経営がより結びつく傾向にあります。

リスク管理本部はクレジットリスク、マーケットリスク、オペレーショナルリスクの3つの部から構成されます。

クレジットリスク管理部

クレジットリスク管理部では、取引先の支払い能力の審査、与信限度枠を設置するなどして、会社の信用リスクを管理しています。
企業審査に加え、最先端のシミュレーションモデル等を用いた高度なエクスポージャー管理を行っています。

マーケットリスク管理部

マーケットリスク管理部では、株価や為替、金利等の市場価格の変動をValue-at-Risk等の様々な数理モデルを用いて分析をし、会社の市場リスクを管理しています。会社のポートフォリオは非常に複雑なものですが、最先端のストレステスト手法等を使ってリスクの透明化を図っています。

オペレーショナルリスク管理部

オペレーショナルリスク管理部では、人的もしくはシステム上のものから、訴訟、自然災害などに起因する損失に関連した会社のリスク管理を行っています。近年、この分野でのリスク管理フレームワークの強化が最も求められています。