Profile

C. Wong

エグゼクティブ ディレクター  バンク・リソース・ マネジメント

現在に至るまでのキャリアパス

私は新卒採用プログラムを通じて、証券管理部のアナリストとしてモルガン・スタンレーのロンドンオフィスに入社しました。最初の年は、社会人生活というものに順応しながらビジネスやマーケットについて学ぶ日々でしたが、その後日本での新たな機会に応募し、入社後1年も経たないうちに新たなポジションに就く形で日本に転勤することになりました。この異動は私個人にとっても、また仕事上でも大変貴重な経験となり、キャリアを形成する上で素晴らしい財産となりました。キャリア2年目を日本でスタートし、翌年には株式統括本部のセキュリティーズ・レンディング部にアソシエイトとして異動となりました。この職務でスキルを積み、責任ある仕事に幅広く対応できる専門知識が身についてきた頃、同部門内でヴァイス プレジデントに昇進しました。その後も自身の仕事やビジネスに関する知識を深めていき、社内での支援も経て現在のエグゼクティブ ディレクターというポジションに就くこととなりました。長く経験を積んだ今でも、仕事の方向性やキャリアが今後どう自分を高めてくれるのかを考えると楽しみです。勤続年数に関わらず、継続的な成長のための機会があることは、数あるモルガン・スタンレーの魅力の一つだと思います。

モルガン・スタンレーに入社して一番印象に残っている仕事・案件・出来

入社当初はあまり意識していませんでしたが、当時から変わらないモルガン・スタンレーの特徴というのは、「ダイバーシティ(多様性)」、「企業文化」、「Opportunity(機会)」の3点に集約されると感じています。実際、ロンドンでも現在の勤務地である東京でも、私の周りには様々な分野の教育を受けた国籍の異なる人たちが働いています。こうしたことから互いに刺激し合える環境が生まれるだけではなく、これほど多様化した環境の中でも皆が卓越性の実現という共通目標に向かっていることを目の当たりにすると、このダイバーシティを尊重する文化の素晴らしさを実感します。また、個々人の努力はもとより、社員同士が互いに尊重し協力することで会社全体としての卓越性を実現しており、この協調する企業文化こそ、モルガン・スタンレーが競合他社と一線を画す所以だと思います。そして成長と発展のためのチャンスや機会もあふれていると感じています。社内に優秀な人材がそろっていること自体が私たちの成長を後押しする重要な要素になりますが、当社のこうした企業文化によって、社員が学び成長するために必要なものは全て整えられていると実感しています。入社1年目ではあまりに多くの機会があることに気後れするかもしれませんが、モルガン・スタンレーに入社する皆さんには、与えられた機会を最大限に活用し、自分の可能性を十分に引き出して、是非自分自身と会社を成長させていってほしいと思います。

働くモチベーション

私の仕事へのモチベーションは、良い仕事をして自分自身を成長させたいという願望と、結果として自分を含む家族を養っていきたいという考えに根差しています。私はワーキングマザーとして2人の子供の良いお手本となるだけではなく、キャリアを持つということと育児は両立可能なものだと示すことも重要だと考えています。両者の両立は難しいこともありますが、良いモチベーションと周囲のサポートがあれば、この2つのバランスをうまく取ることができると考えています。

モルガン・スタンレーでの一日

私はセキュリティーズ・レンディング部に所属しており、毎朝6時45分頃に出社します。まずEメールにざっと目を通し、ニューヨークと引継ぎの電話をした後チームと簡単なミーティングを行い、昨夜の出来事と今日対処すべき点について話し合います。その後、朝会で注目すべきフローやチームで話し合われた見解を株式統括本部の他の部署と共有してから、残りのEメールに目を通してキャッチアップします。7時半頃から顧客からの注文が入り始めるため、終日ヘッジファンド顧客と話したり、注文受付や値付け、ショートカバー、ブック上の在庫管理、株式の調達などを行います。昼休みは通常、後場の締め切り時間前に、フェイルした取引のカバーやスムーズな決済のために時間をあてています。膨大な量の幅広い業務に対処するので日中はかなりハードですが、大抵は前場の方が忙しく後場になるとオーダーフローが低下していきます。オーダーフローが減少するのに合わせて、通常はヘッジファンドからショートに関するアイディアや既存のポジションについての問い合わせが増えてきます。こうした問い合わせに対応する傍ら、ブックのポジション調整や既存ビジネスのスプレッド改善を模索します。私たちは一日を通して(主に引け後の時間帯を中心に)、自分たちのビジネスに影響を及ぼす可能性があるニュースや出来事がないか注意しながらポジションを取っています。ロンドンに引継ぎの電話をし、グローバルチームとヘッジファンド顧客のためにサマリーを作成して一日を終えます。

ボランティアワーク

モルガン・スタンレーは数多くの自己啓発機会を設けているだけでなく、長年にわたりフィランソロピー活動にも取り組んでいます。こうした地域社会に還元する取り組みは、海岸清掃から教育支援に至るまで多岐にわたり、社員は会社を通じて様々なボランティア活動に参加できる機会があります。私はこれまでに幾つか参加してきましたが、中でもとりわけ印象深い活動は、会社のボランティアとして新潟県を訪れるものでした。私たちは最年少の方の年齢が60歳という高齢化の進んだ村に赴き、廃校に寝泊まりしながら2日間にわたり田植えや農作業など地域の人々の日常生活のお手伝いをして過ごしました。この活動は、現地の方々との出会いだけではなく、社内の他部門から参加した社員と知り合う機会となり、また、日本の他の地域の様子や社会が抱えている問題の一部を理解できたという意味で私にとって素晴らしい経験となりました。その他にも、障がいを持つ子供たちの外出に付き添って一緒に過ごすという子供の支援活動にも参加しており、こうした活動もまた、人々への手助けを通じて新しい出会いの機会を与えてくれただけではなく、日本における様々な状況について理解を深める良いきっかけになっています。

学生へのメッセージ

最終的な就職先がどこであっても、キャリアを築くには相当な努力と懸命な働きが求められますし、困難も伴うと思います。学生の皆さんには、自分が何に関心があるのかを慎重に見極め、本当に興味のある分野でキャリアを積んでいくことを強くお勧めします。個々人の環境や会社の方針の変化などで人々の入れ替わりはあるものですが、私にとっては、市場への好奇心と収益を上げたいという情熱が、これまで一環して金融業界に身を置いている原動力になっていると思っています。

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